メインコンテンツへスキップ

インド神話:無限の宇宙観と、神々の織りなす輪廻の螺旋

「宇宙の一瞬は人間の数千万年であり、すべては神の夢のまどろみに過ぎない」 インド神話の最大の特徴は、他の文明を圧倒するその「天文学的なスケール感」にあります。彼らの世界では、数十万年を一単位とする「ユガ」が巡り、最高神の瞬きひとつで銀河が誕生し、消滅します。この壮大な時間軸の根底にあるのは、すべては流転し、形を変えて巡り続けるという「輪廻(サンサーラ)」の哲学です。

色鮮やかな多面多臂の神々、空を飛ぶ黄金の戦車、そして現代兵器を彷彿とさせる神の兵器。本カテゴリーでは、インドの大地に深く根ざし、仏教の源流ともなった豊穣なる神話の世界を旅します。

黄金に輝くガンジス川の畔。無数の寺院の塔(シカラ)がそびえ立ち、上空には宇宙の銀河が渦巻いている。神秘的な蓮の花が水面に浮いている

無限の諸相 *トリムルティ:宇宙を巡る三神一体のサイクル : 創造・維持・破壊。宇宙の心臓を動かす三大神の役割と、三位一体の真理。 *マハーバーラタ:人類最大の叙事詩と、英雄たちの正義 : 世界最長の叙事詩。骨肉の争いの中で説かれた聖典『バガヴァッド・ギーター』と、古代の超兵器の謎。 *アスラ(阿修羅):堕ちた神々の咆哮と再生 : 「神の敵」とされた者たちの正体。裏切りへの怒りと、仏教における守護神への変容のドラマ。

悠久の時を刻むインドの物語は、私たちが何者であり、どこへ向かうのかという問いに対して、銀河規模の視座を与えてくれます。